一軒家とマンションのメリット・デメリット

住宅を選ぶ場合は一軒家にするかマンションにするかを迷うところですが、それぞれにメリットとデメリットがあるので慎重に検討する必要があります。一軒家は、まず自由度の高さがメリットです。全てが自分の所有となるので、模様替えや改修が思いのままできることは、将来ライフスタイルに変化が生じた時に役立ちます。さらに、騒音や振動に気を使わなくて良いのも利点です。もし育ち盛りの子供がいる場合であれば、騒音を気にせずに過ごすことが可能な点は、精神的にもすごく楽になるでしょう。

また、一軒家は土地がついているので、自然の良さを肌で感じることができます。庭に来る小鳥の声を聞きながら過ごす暮らしは、マンションでは味わえないものです。駐車場も数台取れることがあり、駅から遠い場所や郊外での暮らしを助けてくれます。駐車場は郊外に住む場合に絶対に必要となり、駐車場を保有していることは資産価値にも影響を与えます。資産価値の面で言うと、一戸建ては建物が古くなっても土地の利用価値は残りますが、マンションは利便性に左右されます。

その一方で、一戸建てのデメリットとしては将来、土地や建物を処分しなければならなくなった時に手間がかかることが挙げられます。さらに、固定資産税などの税金や維持費が発生する点があります。維持費は始めの段階では気付きませんが、経年と共に補修が必要となるなど、徐々に負担の大きさを感じてしまうことになります。補修が必要となるのは屋根で、材料によっては10年ほどで塗装替えが必要となり、さらに劣化によってはふき替えなどが必要となります。

マンションのメリットは移動が簡単にできることです。物件にはよるものの、売却や購入がしやすいのは一軒家と異なる点です。そして固定資産税などの税金面でも有利で、セキュリティが確実なのも大きなメリットです。マンションはオートロックや防犯カメラの設置でセキュリティが強化され、簡単に部外者が侵入できないようになっています。さらに一軒家と異なり、マンションは一般に立地が良く、駅に近い物件が多いのも魅力です。また、マンションにも大規模改修などの維持費が発生するものの、全体で按分されるので負担は軽くなります。

一方、マンションのデメリットは改修や補修が簡単にはできないことです。共用の廊下やホールはもちろんのこと、柱や梁などの躯体や設備配管も自分の一存では変更できない場合があります。マンションは全体の取り壊しを決定するときは一定割合の賛同が必要となるなど、所有者の意思の一致がないと大きな工事ができない難点があります。老朽化した場合の対処の仕方が一軒家ほど自由でない点は、デメリットと言えます。